令和2年度 第9回「もりおか近郊自然歩道を散策しよう!~北山散策路」

もりおか近郊自然歩道を散策しよう!~岩山散策路
日時:令和2年11月5日(木)9時~12時
参加者数:14人
場所:もりおか近郊自然歩道「北山散策路」

 

講師は森林インストラクターの戸澤武美さんです。
今回は高松の池口からのスタート!
高松の池の堤防にあるシロヤナギの大木を眺めながら高松の池の歴史や堤ができた経緯について説明してもらいました。また,ちょうど足元に落ちていた桜の葉をよーく見てみると,葉の軸元に「蜜腺」というこぶがあることを教えてもらいました。そこから出る蜜を求めてアリが寄ってくるんだって。
池には白鳥が飛来し始めており,ガンカモ類など様々な種類の鳥を観察できました。
堤防を過ぎ,桜霊閣の横のレアな道を通り,北田親氏銅像を経て横川省三台座を見学しました。建設当時の写真を見せてもらい,戦時中の金属類回収令で無くなってしまったことなどを教えてもらいました。当時の様子を写真で見ることができたのは貴重でしたね!
南部家の墓までの道中には春に二ホンタンポポが生育していることを教えてもらいました。花が咲く春にも訪れてみたいですね!
南部家の墓からリンゴ畑,愛宕展望台を経て栗山大善父子の墓を見学し,モミジの紅葉がちょうど見ごろの中央公民館の御薬園跡にゴール!!

散策の途中,様々な植物と出会い,いろいろなことを教えてもらいました。ヌルデの葉の特徴や,その実はロウソクとして使われていたこと。エビヅルの実はブドウみたい(ちょっぴり味見も)。ナラの倒木に網目のようにびっしりとついた通称ボリ(ナラタケ)の菌糸。
愛宕展望台ではケンポナシを見つけて味見。ケンポナシと呼ばれるものが,果実ではなく,果実の元の枝の部分だったという事には驚きでした!
自然が豊かで先人にゆかりの深い道中で盛りだくさんの内容でしたね!

講師の戸澤さん,参加者のみなさん,お疲れ様でした!

 

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