『もりおかいきもの調査』のお知らせ(秋Ver)

「もりおかいきもの調査」とは?

 もりおかいきもの調査とは、市民のみなさまが調査員となり、市内に生息する生きものの報告をしていただく調査です。みなさまからいただいた報告は環境保全施策策定のための基礎データとなります。
 身近な自然にふれあいながら、生きもの探しをしてみませんか??
 みなさまの参加をお待ちしています!!

対象のいきもの

◎報告対象のいきものは次のとおりです。

種 名 : オオハンゴンソウ
特 徴
北アメリカ原産のキク科の多年草。明治中期に観賞用に移入された。
花はキクイモに似ており、7~10月に開花。草丈は0.5~3m程度になる。地下茎や埋土種子で増える。
土壌の多湿に強く、特に水辺等で大群落が見られる。寒さにも強い。
指定状況:〔特定外来生物〕・〔生態系被害防止外来種〕

種 名 : アレチウリ
特 徴
北アメリカ原産の、ウリ科の一年性つる植物。1950年代にアメリカやカナダからの輸入大豆に種子が混入し、豆腐屋を中心に拡大したとされる。
8~10月に黄白色の花が開花し、スズメバチなどがよく訪花する。実には軟毛と細いトゲが密生する。日当たりの良い河川敷などで増えている。繁殖力が強く、生育速度も非常に早いため、他の植物を覆いつくし、生育を困難にしてしまう。
指定状況:〔特定外来生物〕・〔生態系被害防止外来種〕

種 名 : アメリカオニアザミ
特 徴
ヨーロッパ原産のキク科の1~2年草。 北アメリカからの輸入穀物や牧草への混入により、1960年代に非意図的に導入された。
7~9月頃に鮮やかな紅紫色の花が開花する。草丈は1m以上になり、全体に鋭く硬いトゲが多数ある。種子は綿毛があり、風に乗って拡散する。
指定状況:〔生態系被害防止外来種〕

種 名 : オオキンケイギク
特 徴
北アメリカ原産のキク科の多年草。1880年代に観賞用、緑化用に導入された。
草丈は0.3~0.7m程度。花は橙黄色でキバナコスモスに似ているが、花弁の端がギザギザしている。また、本種は5~7月に開花するが、キバナコスモスは夏~秋に開花する。葉の形状もコスモスとは異なり、細長いヘラ状(コスモスの葉は細かく分かれる)。
河川敷などでよく見かける。
指定状況:〔特定外来生物〕・〔生態系被害防止外来種〕

種 名 : アワダチソウの仲間
     ・セイタカアワダチソウ
     ・オオアワダチソウ
特 徴
北アメリカ原産のキク科の多年草。セイタカアワダチソウは1900年頃に観賞用,蜜源植物として導入され、戦後に分布が拡大した。
花も含めて見た目は2種ともほとんど変わらないが、花期が異なる。オオアワダチソウは夏に開花、セイタカアワダチソウは秋に開花する。
指定状況:〔生態系被害防止外来種〕

種 名 : ブタクサの仲間
     ・オオブタクサ
     ・ブタクサ
特 徴
北アメリカ原産のキク科の一年草。2種とも秋に開花し、秋の花粉症の原因植物として有名。
ブタクサは明治初期に非意図的に導入されたが、広く定着したのは昭和初期。草丈は0.3~1.5m程度。葉は細かい切れ込みがある。
オオブタクサは1950年代に飼料穀物や豆類に混入して非意図的に導入。草丈は3mにも達する。葉は掌状に3~5裂し、クワの葉にやや似ていることからクワモドキの別称がある。
指定状況:〔生態系被害防止外来種〕※オオブタクサのみ指定対象

種 名 : アメリカザリガニ
特 徴
元々はウシガエル用の餌動物としてアメリカから導入された。最大15cm程度にまで大きくなる。小さい頃は黄褐色だが、大きくなると赤みが強くなる。
流れの緩やかな水中に生息。高水温や水質汚濁に耐性がある。
雑食性で、落ち葉や水草等の植物、水生昆虫、オタマジャクシ、魚類等の動物を捕食する。
指定状況:〔条件付特定外来生物〕・〔生態系被害防止外来種〕

種 名 : アカミミガメ
特 徴
日本で最も見られる亜種ミシシッピアカミミガメは、顔の横側にある赤いラインが特徴。オスは成長すると赤ラインが消え、甲羅が黒っぽくなるものもいる。メスの方が大きくなり、甲羅は最大で28cm程度。子ガメの甲羅は緑色で丸く、昔はミドリガメという名で売られていた。
日光浴が好き。植物食の傾向が強い雑食性で、藻類や水草等の植物、水生昆虫、甲殻類、魚類等の動物を捕食する。
指定状況:〔条件付特定外来生物〕・〔生態系被害防止外来種〕

種 名 : カマキリ類
特 徴
秋を代表する昆虫類として選定。岩手県では主にオオカマキリ、コカマキリの2種が生息する他、稀な種としてウスバカマキリ(いわてレッドリスト2024では「情報不足」種)も生息する。全種ともメスの方が大型で、夏から秋にかけて成虫が出現する。前肢の裏側の模様や色で3種を識別できる他、卵のうの形でも識別できる。林縁や草地などに生息し、他の昆虫や小動物を捕食する。関東甲信越から西ではムネアカハラビロカマキリという外来種が分布を拡大し、在来種への影響が懸念されているが、岩手県では現時点で確認されていない。今後注意を要する。

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5.いきものの写真(任意)※1回の投稿につき3点まで添付可能

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