盛岡広域市町の再生可能エネルギー施設について

盛岡市は、八幡平市、滝沢市、雫石町、葛巻町、岩手町、紫波町及び矢巾町と「みちのく盛岡広域連携都市圏」を形成し、
様々な地域課題に対し連携して取り組んできました。

この圏域は、豊かなエネルギー資源に恵まれ、それぞれの自治体が個性を生かしながら風力、地熱、バイオマスなどの様々な再生可能エネルギーを活用しています。
そんな数ある施設の中から、八幡平市と葛巻町の再生可能エネルギー施設をご紹介します!

八幡平市内の再生可能エネルギー施設

八幡平市は、日本で最初の地熱発電所である松川地熱発電所があるほか、北ノ又発電所や明治百年記念公園小水力発電所など、多くの水力発電設備があり、自然エネルギー利用が盛んな地域です。
見学可能な施設もありますので、お問い合わせください!

松川地熱発電所

昭和41年10月に完成した、わが国最初の商業用地熱発電所です。松川地熱館では、地熱発電の仕組みの解説や実際に使用された蒸気タービン等を展示しています。
2024年3月現在発電所のリプレース工事を行っております。

松尾八幡平地熱発電所

二酸化炭素の排出が少なく日照時間や天気に左右されない、クリーンで安定したエネルギー源である地熱を活用した発電所です。見学は受け付けていませんが、施設の外側に、簡単な説明パネルを設けています。

明治百年記念公園小水力発電所

農業用水の水温を高くする為に建設された松川温水路から導水路を引き、この水の落差を利用して発電する小水力発電所です。事前申し込みの上、視察の受け入れを行っています。

安比地熱発電所

令和6年3月に営業運転を開始した、日本で1番新しい地熱発電所です。岩手県では発電出力10,000キロワットを超える地熱発電所の稼働は28年ぶりとなります。

八幡平スマートファーム

松川地熱発電所から供給される熱水を活用する熱水ハウス(ビニールハウス)を最新の栽培技術やIoT制御システムと融合させることで、“新しい農業のカタチ”を確立したバジル栽培施設です。

葛巻町内の再生可能エネルギー施設

 葛巻町は、町が持っている多面的機能を最大限に活かし、21世紀の課題である「食料・環境・エネルギー」の問題に貢献するため、基幹産業である酪農と林業の振興を図るとともに、風力発電や太陽光発電、バイオマスエネルギーの利活用を積極的に推進しています。
 施設見学の申し込みは葛巻町役場へお問い合わせください。

グリーンパワーくずまき風力発電所

太陽光発電(くずまき高原牧場)

畜ふんバイオガスシステム(くずまき高原牧場)

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