令和2年度 第8回「もりおか近郊自然歩道を散策しよう!~岩山散策路~」

もりおか近郊自然歩道を散策しよう!~岩山散策路~
日時:令和2年10月29日(木)9時~12時
参加人数:11人
場所:もりおか近郊自然歩道岩山散策路

講師は環境アドバイザーの大友晃(おおともあきら)さんです。
まず,岩山展望台からの山々の眺望を楽しみました。
南から志和三山,その奥に見える秋田県境の深い山々,秋田駒ケ岳から三ツ石山,岩手山,姫神山まで南西から北東にかけて良く見えましたね♪

モミジとカエデが鮮やかに色づいた散策路をゆったりと歩きながら,よく似ている2種類の葉っぱの違いや見分け方,名前の由来などについてお話を聞きました。モミジは「燃え満ちる→燃えみつる→もみづ→もみじ」,カエデは「かえる手(カエルの手)」という名前の由来があって,葉の切込みの深さなどで見分けがつくんだって。よく見るモミジの種類は「イロハモミジ」「ヤマモミジ」「オオモミジ(山にあるイロハモミジで葉が大きい)」で,
カエデは種類が多いものの,この辺りでは「ハウチワカエデ」「イタヤカエデ」「ウリハダカエデ」「ミネカエデ(標高が高いところに生える)」の4種類が見られるんだって。
それから,ブナの木は赤くなるのではなく黄色く色づくので「紅葉」ではなく「黄葉」と言うことも教えてもらいました。
紅葉をじっくり観察してお話を聞いてみるととってもわかりやすかったですね!
石川啄木の歌碑がたくさん並んでいて,歌の情景を思い浮かべたり,紅葉の色合いや落ち葉を踏む音を楽しんだり,スタート直後から満たされた気持ちになりましたね。

岩山の由来といわれる岩場から盛岡の展望を眺めました。
少し進むとキツツキが樹幹に開けた穴を見つけ,キツツキの不思議な生態についてお話を聞きました。長い舌で幹の中にいる虫などを食べるけど,普段は頭蓋骨の内側に長い舌を収納していて,その舌がクッションの役割になるから高速で頭を動かして木をつついても脳震盪にはならないんだって!驚きでした。身近なキツツキの仲間として,コゲラ,アカゲラ,アオゲラ,クマゲラなどがいるんだって。アオゲラは日本の固有種,鳥でいう「青」は緑色を指すことが多く,青のことは「瑠璃」と言い表すそうですよ!今度は散策でぜひキツツキたちに会いたいものです!

果樹園脇の道を通って城東中学校を回り,別ルートから展望台に戻りました。途中,樹高の高い朽木が隣の木にもたれかかってきしむ音や,桂の葉の甘い香りを感じながら進みました。

展望台付近ではカモシカに出会い,静かに観察しました。距離はあったものの,逃げずにお食事中の様子でした。
展望台に戻り大友さんとグータッチでゴール!!
岩山散策路はいくつかルートがあります。ぜひ眺望や野鳥を楽しみに訪れてみてください。もりおか近郊自然歩道岩山コースはこちらから
講師の大友さん,参加者のみなさん,お疲れさまでした!